地域の消防車を整備!シェア90%超えのモリタが架装した特別車

地域の消防団が所有するダイナベースの消防車(エンジン型式NO4C)が、3ヶ月点検で入庫しました。

消防車の整備このクルマは車庫へ直接引き取り&納車なので、整備工場まで自分で運転して運びます。 しっかしまぁ〜真っ赤っ赤なので、目立つのなんの!笑(いい意味で)

普段から安全運転していますが、このクルマを運転するからには1km/hたりともスピード違反は許されません。。。 慎重を期して運びました。

そして途中、交差点で右折するのですが、とぉ〜〜くから「イケイケ! どうぞどうぞ!」と鬼のように譲ってくれる事に二度びっくり。

消防車の点検整備

ヘッドライトの光軸を確認します。  3ヶ月点検の項目には含まれていませんが、弊社のサービスです。 緊急走行時にはハイビームを使いますし、一般走行でもライトオンで走るので確認します。

消防車の点検整備

タイヤを外して足回りとエンジン周りを点検します。  エアコンベルトが切れ掛かっていたので新品に交換します。 点検した結果は良好です♪

消防車のPTOPTO(Power Take Off)のヨーク部分のグリスを拭き取り、新たなグリスを挿します。 ゴッてりとグリスが飛び散るのが頂けないですが、仕方ありませんね。。

PTOとはエンジンの動力を分配してポンプを動かす動力を取り出しています。

ダンプカーや、ミキサー車、クレーン付トラックなど機械を動かす油圧を必要とするクルマに装備されていて、動力源として機能する装置です。 平たく言えば、エンジンの力をクルマを走らせる事以外に使えるようになっています。

消防車のポンプ駆動部分

このプロペラシャフトの奥に放水用ポンプがあり、火事の時に放水する水圧を作り出しています。 現場でエンジンが止まったら放水もできなくなりますから、いつも通り念入りにチェック!→異常なし。

消防車のポンプ駆動部分

↑メカメカしくてカッコいいですね! トウモロコシみたいな部分が吸い口です。

地域の消防車、ポンプ車を4台ほどメンテナンスさせて頂いております。 特殊車両も歓迎ですので整備でお困りの際はお気軽にご連絡ください。

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